モチベーションが落ちる時ってどんな時でしょう?
こんにちは!スポーツメンタルコーチ橋本です。
私はアスリートのメンタルサポートを通して「競技をハイパフォーマンスで最大限に楽しむアスリートを増やす」ことをミッションとして活動しています。
今回は「あなたのモチベーションが枯れてしまう理由。ヒントは「流れ出る水を減らす」こと。」と題してお伝えします。
この記事はこんな選手におすすめ!
・何だかわからないけどモチベーションが落ちてる。
・モチベーションってそもそも何か知らない。
・モチベーションの波を何とかしたい。
この記事では
・そもそもモチベーションって何?
・どうしてモチベーションが落ちるの?
・どうやって対策すればいいの?
このような疑問に答えながら、
「図にて解説。あなたのモチベーションが枯れてしまう理由。」
というテーマについてお伝えしていこうと思います。
私はスポーツメンタルコーチとして、トップからアマチュア、学生まで様々な競技のアスリートのサポートをしてきました。そんな中で培ってきた「結果を残す考え方や方法」をこのブログで書いています。
この記事を読んだアスリートが自分の戦略を見直し、成長する機会にしてくれたら嬉しいです。
それではどうぞ!
モチベーション枯れていませんか?
最近モチベーション湧いてこないな…。
あなたはそんなふうに感じていたりしませんか?
モチベーションが湧いてこない時ってもやもやしますよね。
いつもモチベーションがMAXという状態でいられればいいですが、人間そう思った通りにはいきませんよね。
では、そんなモヤモヤとはどのように向き合ったらいいのでしょうか?
そのためにはまずモチベーションとは何かをきちんと知っておきましょう。
モチベーションとは何か??
そもそもモチベーションって何なのでしょう?
モチベーション?ん〜…やる気??
正解です!
モチベーションは辞書で引くとこのような意味だと書かれています。
モチベーション【motivation】
1 動機を与えること。動機づけ。
2 物事を行うにあたっての、意欲・やる気。または、動因・刺激。「モチベーションが上がらない」「高いモチベーションを維持する」
(goo辞書より)
心理学では多くは1の意味で使われ、何か行動を起こさせ、継続させることの一連の流れのことをモチベーションと言っています。一般的な意味では「やる気」という意味で使っていても問題はありません。
大事なのはモチベーションの泉を枯らさないこと
モチベーションを考える上で覚えておきたいのは、
「モチベーションの泉を枯らさないこと」です。
モチベーションの泉?なにそれ…?
モチベーションというのは水のようなものです。
それが溜まっていれば、さまざまな形で恵みを得ることができますが、それがなければ恵みを得ることはできません。また、変なふうに貯めようとすると「他人から奪おうとする」ということもあります。
それを泉のように水の溜まる場所と考えることで、モチベーションを考えやすくしようというのがこの図です。
そしてモチベーションを豊かにしていくためには基本的には二つの視点が大事です。
それは「入ってくる水を増やす力」と「流れ出る水を減らす力」です。
この二つは両方が大事なのですが、どちらを優先するかを考えるならば、おすすめは「流れ出る水を減らす」ことが先の方が良いでしょう。というのも多くの人は、モチベーションを高めようとはするのですが、知らぬうちに流れ出ている(穴が空いている)理由に気が付けません。
栓が抜けたお風呂に水がたまらないように、それではモチベーションの泉が豊かになることはないでしょう。
ということで今回のブログではこの「水がどうして流れ出てしまうのか」について焦点を当てていきます。
あなたのモチベーションが枯れていく理由5選
ではどうしてあなたのやる気が枯れていってしまうのでしょうか?
今回はモチベーションが落ちてしまう5つの理由とその仕組みを簡単に紹介します。
ワクワクできない目標設定をしている
モチベーションを考える上で外せないのは「何を目指しているか?」
つまりは目標です。
あなたはどのような目標を持っているでしょうか?
アトキンソンという心理学者はモチベーションの高さは目標が達成できそうか(期待)×目標に意味があるか(価値)という掛け算で決まるということを言っています。
この理論で言うと図の右上「自分にとって大切×達成できそう」な部分のモチベーションが一番高くなります。
あなたが今持っている目標は図のどの部分にあたるでしょうか?
もし下の段にある「自分にとって大切じゃないこと」を目標にしているなら、自分にとって大切なものを新たに見つけるか、今どうしてこれをやっているのだろうかと考えてみてください。
もし左上の「夢」ならその夢を叶えるための小さな目標を一つ見つけてみましょう。
他人のことを考えすぎている
他人のことをばかりを考えてしまうと言うのもモチベーションが削れていく原因になります。
と言うのも、人間関係の原則として「他人はコントロールすることができない」からです。
「自分よりもあの選手の方が上手いな。」
「あの人がもっとがちゃんとやればいいのに。」
「コーチは言い方を変えた方がいいのに」
と言うような他人への思いが強すぎると、自分の人生のコントロールを失っていきます。
逆に「コントロールできるのは自分の行動」と思えていれば、
「今何をすべきなのか」と言う視点が持てます。
体自体が疲れている
例えばあなたが風邪をひいて熱が出ている時のことを思い出してください。
なかなかモチベーションって出てこないですよね。
これは単純なことですが非常に大事な視点で、体が疲れていたり、不健康だったりすると我々のモチベーションは発揮されません。
そう言った意味でも、体と心の繋がりというのは非常に大きなものがあります。
体に疲れが溜まってくると、脳は体を休めようとするので、必然的に元気がない状態になってしまいうのです。
体に疲れが溜まっているな〜と思った時は、きちんと休養しましょう。
体を休めることもパフォーマンスを高めるためには重要なことですよ!
「〜しないといけない」という言葉を使っている
モチベーションには内発的モチベーションと外発的モチベーションの二つがあると言われています。
内発的モチベーションは自分の心の内側から湧いてくるような「うまくなりたい!」「おもしろい!」という気持ちです。この気持ちを持ち続けることができる人は、継続的にモチベーションを保つことができると言われています。
一方、外発的モチベーションは、外からの刺激によって呼び起こされるモチベーション。ルールや報酬などによって変化します。「〜しないといけない(ルール)」「他の人からよく見られたい」というような気持ちです。
この特徴を把握していないとどうなるかというと、内発的なモチベーションに「即効性」を期待したり、外発的なモチベーションに「持続性」を期待してしまったりします。
そして特に「〜しないといけない」という語尾をよく使ってしまう人は、初めは内発的なモチベーションで競技に迎えていても、徐々にそれが外部から強制されているような錯覚に陥ってしまうことがあります。
内発的なモチベーションから外発的なモチベーションに移行し、それに向かう気持ちが落ちてしまうことを、アンダーマイニング現象と言ったりします。
「〜しないといけない」という言葉は、最小限にしましょう。
競技以外の場面に心配事がある
競技のモチベーションが湧いてこないのは、何も競技に関係することだけではありません。
例えば、家族や友人などの人間関係や、仕事や学業での心配など競技以外の場面に心配事があると、競技に集中しようとしてもそちらが気になってしまうこともあり得ます。
そんなケースは、先にそちらを解決することで、自然と競技へのモチベーションも戻ってくるかもしれません。
時には焦らず遠回りして、自分が競技に集中できる状態を作りましょう。
逆に一度その状態を作ることができたら、長い目で効力を発揮しますよ。
まとめ:知らぬ間にモチベーションが枯れてしまわないように…
モチベーションを上げよう・高めようというアプローチは素敵です。
しかし実は、モチベーションが落ちてしまう行動をしないようにするということも、時には「あげる」方法よりも効果があります。
特に、こういった知識は知っているかどうかで気がつけるかどうかが変わります。
そして気がつけなければ、一生改善する機会は訪れません。
知らぬ間にモチベーションが削がれてしまわないように、
どんなことでモチベーションが落ち込むのかを知っておきましょう。
これを読んだあなたのモチベーションが必要以上に落ち込みませんように!
この記事のまとめ!
・モチベーションの正しい意味を知っておこう。
・モチベーションの泉を枯らさないようにしよう。
・モチベーションが下がる思考や行動をやめてみよう。
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