ブログ 感情と向き合う

スポーツメンタルコーチが教える「不安を味方にする方法」

こんにちは!スポーツメンタルコーチ橋本勇郎です。

スポーツメンタルログでは、これまでさまざまなアスリートをサポートしてきた経験をもとに、「愛する競技を高いパフォーマンスで楽しむ選手を増やす」ことをミッションに、アスリートのメンタルについて発信しています。

今回は「メンタルコーチが教える『スポーツでの不安を味方にする方法』」と題してお伝えします。

この記事はこんな選手におすすめ!
・不安な気持ちが出てきて辛い
・この先どうなるか心配
・自信が持てず試合の前に不安になってしまう。

この記事では

このような疑問に答えながら、

「不安と向き合い、味方にする」

というテーマについてお伝えしていこうと思います。

それではどうぞ!

不安な気持ち

これからのことを考えると不安になってしまうんです…
自信も持てないしどうしたらいいのかわかりません…

スポーツをしているアスリートも、
不安な気持ちが溢れてしまうときがありますよね。

不安な気持ちがでてきた時、あなたはどうしていますか?

必死に練習する?
なんとかして不安を消そうとする?
無理矢理ポジティブに考える?

不安とはそもそも何?

不安(anxiety)
不安は未知の危険に対する気掛かりな予感、
または災いに付随して生じる緊張等の身体の兆候を指す。
(『心理学辞典』誠信書房より)

心理学辞典によれば、不安というのはこういった状態をいうそうです。

「危なそうだな」という予感や、
「なんだかそわそわする」という感覚を指すのかも知れませんね。

このブログを読むあなたのうちにある不安には
当てはまるでしょうか?

不安はどうして出てくるの?

不安が不安なままつらくなってしまう原因は、
それがどうして出てくるのかわからないから。

ここからは、不安が出てくる仕組みについて考えたいと思います。

不快な感情も嫌がらせをしようと思って出てくるのではない

これはネガティブな感情のほとんどに言えることですが、
まず前提として感情は嫌がらせをしようと思って出てくることはありません。

例えば「怖い」という気持ちは、自分自身の命を守るために出てきます。

不安も例外ではなく、敵ではないのです。

だからこそいえるのは「不安な気持ち」とは戦わないでいいということ。
無理に抑え込むことは逆効果に繋がります。

だからこそ、ネガティブな感情が出てきてもまずは大丈夫。
大切なのは「それも自分」と受け止めることです。

この不安がなぜ出てくるのか?

「勝てるか不安だなぁ」
「失敗したらどうしよう」

不安の裏側にあるのは多くの場合、
「自分にとってよくない想像」です。

大事なのはそれをなぜ想像してしまうのかということです。

もしかすると勝てなかったり、
失敗した時のショックを減らしたいのかもしれません。

しかしその時に気づきたいのは
不安の裏にある
「自分は勝ちたいんだ」という思いや、
「プレーを成功させたい」という期待です。

不安が出てきた時に、
「自分は勝ちたいのだ」
と変換することができたら、
「勝つために一歩進む」方法を考えることができます。

不安な気持ちを乗り越えるポイント

不安な気持ちが悪いわけじゃないのはなんとなくわかった!

少しでもそう思えたならまずはGood!

ここからは具体的にどうすればいいの?という視点に立って
その気持ちを乗り越えるポイントを解説します。

どんな時に不安になりやすいかを知る

自分がどんな時に不安になりやすいかを知っておくだけでも、
不安な気持ちが出た時の対処は随分と楽になります。

不安になるタイミングは人それぞれ。
自分はどんな時に不安になるのだろうと
過去の経験から考えてみましょう。

・試合が近づいてきた時
・指導者やコーチと話す時
・応援された時
・他の選手の活躍を見た時
・夜か朝か
などなど

時と場合によってその不安が示すものは変わってきます。
なるべく具体的に自分がどんな時に不安になりやすいかを知りましょう。

不安の裏にある気持ちに目を向ける

不安になりやすいタイミングを考えられたら、
なぜそのタイミングで不安が出てくるのか?を考えてみましょう。

例えば、試合前に不安になりやすいのなら
試合でどんなことが不安なのか?
失敗したくないから?

コーチや指導者と話すのが不安なのはどうしてか?
評価されたいから?

どうして自分は不安を感じるんだろう?
この不安はどんな目的で出てきてるのだろう?

このような自問自答は、
自分自身を知るために重要になります。

書き出したり他人に話す

不安な気持ちが沸々と湧いてくる時、
自分では気がつけないほど冷静ではありません。

そんな時に自分の頭の中だけで処理しようとすると
ぐるぐると同じ思考になってしまったり、
こんがらがってぐちゃぐちゃに…

そんな時こそ、
ノートや紙に自分自身の気持ちを書き出したり、
信頼できる他人に話を聞いてもらうことが有効です。

うまく整理できなくても問題ないので、
そのままの気持ちを素直に自分の外に出す。
そうすることで自分の気持ちを再確認することができます。

不安が仕事しなくてもいいように準備する

不安な状態を解決するためにはどんな準備ができるでしょうか?

不安な気持ちが出てくるタイミングや
それがなぜ出てくるかを理解できたら、
その不安が出てくる過程にできる準備を考えてみましょう。

例えば、失敗することの恐れからくる不安ならば、
いいイメージを創る工夫、試合の前に思い出せるような工夫があるといいでしょう。

上記の方法は当たり前に思えるかもしれませんが、
自分のうちに出てくる不安の正体を知らずにやるのと、
知ってやるのとでは全く違う結果を生みます。

まとめ:不安があっても大丈夫

不安などのネガティブな感情が心の内にあるのは、
けして心地よい体験ではありませんよね。

しかし、そうしたネガティブな感情にも
大事な意味があるということを知れば、
自分の心の動き自体を冷静に観察できるようになります。

メンタルの調子の波を上手に攻略するためにも、
まずはその波の形を捉えることが大事です。

最初は完璧じゃなくていいのです。
少しずつ不安があっても大丈夫になっていきましょう!

この記事のまとめ!
・不安は悪いものじゃない。
・自分が不安になるタイミングや目的を知ろう。
・不安にならなくてもいい準備をする。

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