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「停滞期」の乗り越え方。忍耐と継続のために知っておきたいプラトーとは。

こんにちは!スポーツメンタルコーチ橋本勇郎です。

スポーツ選手のメンタルサポートを通して
「愛する競技を心から楽しめる選手を増やす」ことを
ミッションとして活動しています。

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今回は「「停滞期」の乗り越え方。忍耐と継続のために知っておきたいプラトーとは。」と題してお伝えします。

この記事はこんな選手におすすめ!
・成長が止まっているように感じる。
・頑張っているのに結果が出ない。
・成長していないと言われた。

この記事では

このような疑問に答えながら、

「停滞期をどう乗り越えるか」

というテーマについてお伝えしていこうと思います。

それではどうぞ!

成長を感じられない…

最近全然成長できてないな…

自分って才能ないのかな…

それまでは順調に成長を感じられていたのに、
急に成長が実感できなくなる。

スポーツを続けていると
そういったことはよくあります

練習しているはずなのにどうして…

と思うかもしれません。

「いくら練習しても上手くなっている気がしない」
こういった状態は辛いですよね。

実はこの現象はどんなアスリートでも
体験するものだったりします。

成長曲線とプラトー

この停滞期のような現象は、
プラトーという名前があるようです。

高原現象(プラトー)
心理学用語。プラトーともいう。学習過程をみると,一時的に学習効果がみられなくなることがある。この場合における学習曲線が一時水平になり高原状を呈するような現象をいう。スポーツにおいては,競技者の成績が向上しない状態が続く場合をいい,ときには長期間にわたることがある。一般にスランプと混同されがちである。初心者においても,この現象は現れるといわれる
出典 国際ブリタニカ大百科事典 小項目事典

このようなプラトーの時、
私たちはうまくいっているという感覚が薄れ、
モチベーションにも影響がでます。

多くのアスリートが
このような現象に悩み、
乗り越えてきていると言えるでしょう。

プラトーを超えるために

ではこのプラトーの期間は
どのように乗り越えていけば良いのでしょうか。

その方法を考えいきます。

成長の捉え方を変える

「成長とは右肩上がりに起こる」と
思っていることで理想と現実の
ズレが常に起こり続けることになります。

そうすると見えないところで起きている
自分自身の成長を感じづらくなり、
プラトーが悩みになってしまうのです。

だからこそ、
成長というものの捉え方を変えて
「プラトーこそ成長している証拠」
と捉えなおしてみましょう。

これからしていく成長にも
必ずプラトーは起こります。
事前に心の準備ができていれば、
必要以上に悩まなくてすみますよね。

より小さな成果を感じる

例えば、
100mのベストタイムで考えてみましょう。

11秒の選手と20秒の選手がいたときに、
同じ「1秒縮める」という目標だったとしても、
かける努力の質や量は全く変わります。

得られる変化の量もベストが
早くなるほどに少なくなりますよね。

競技レベルが上がったときに、
同じような基準でしか変化を感じられなければ、
努力と成果が一致しなくなってしまいます。

だからこそ、
より小さな成果を見えるようにしたり
感じられるようになることが重要。

大きな変化が見られなくなる
プラトーという状態だからこそ、
より小さな成果を楽しめるようになりましょう。

小さな成果は、誰も評価してくれない。
だから、自分のやっていることは誰よりも自分が評価しなくてはならない。

〜梅原大吾(プロゲーマー)〜

失敗にも価値を見出す

成功体験だけが成果だと感じていると
プラトーでは辛くなってきます。

だからこそ、
これまで失敗だと感じていたものにも
意味や価値を見出すことが重要になります。

そのためには
「どうして失敗につながったのか」
「自分はどんな方法を取ったのか」
「どうすればうまくいったのか」
ということを考え抜くことが必要です。

世の中は思い通りにはいかず、
やった通りになっていることが多くあります。

失敗の経験を活かせば、
必ず次は成功に近づいていきますよ。

まとめ:停滞期は怖くない

プラトーは成長の末に起こるもの。

才能がないかも…
努力が足りないのか…

そんなふうに思い悩む必要は
もしかするとないかもしれません。

むしろ
「よしプラトーが来た!やった!」

と思えるぐらいになれば、
今後も成長していくことが可能。

現状を正しく認識し、
今後のプランを考えていきましょうね。

この記事のまとめ!
・停滞期(プラトー)は誰にでも起こる!
・努力や才能がないわけじゃない
・小さい成果や失敗も成長の一つ

それでも停滞期をなんとかしたい選手へ

人の行動の95%は無意識といわれます。

特に、目に見えないメンタルの動きを
全て意識することは非常に困難です。

だからこそ思うのは

自分自身のメンタルだからといって、
自分一人で抱え込まなくてもいいということです。

一生懸命だからこそ、
大好きな競技に本気だからこそ、

そこにある悩みや課題と一緒に向き合い、
そこにある成長を一緒に喜ぶ。

私はそんなメンタルコーチでありたいと思っています。

「うまくいかない理由がわからない…」

そんな悩みがあるならば、
ぜひ一度メンタルコーチングを体験してみてください。

一緒にメンタルを育てましょう。

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