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なんだか疲れが抜けない…その原因はストレスかも。アスリートに必要なストレス対策とは?

こんにちは!スポーツメンタルコーチ橋本勇郎です。

スポーツ選手のメンタルサポートを通して
「愛する競技を心から楽しめる選手を増やす」ことを
ミッションとして活動しています。

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この記事はこんな選手におすすめ!
・休んでいるのに疲れが抜けない。
・なんとなくモチベーションが上がらない。
・ストレスを感じている。

この記事では

このような疑問に答えながら、

「アスリートに必要なストレス対策」

というテーマについてお伝えしていこうと思います。

それではどうぞ!

スポーツ選手のストレス対策

栄養も睡眠も取れてるのに、
なんだか疲れが抜けない…

日々自分の限界と向き合い、
トレーニングを重ねるアスリート。

体を酷使するアスリートには
疲労とどう付き合うかというのは
永遠の課題です。

しかし、日々のケアを欠かさず、
しっかり休めているはずなのに、
疲労が抜けないという方が
相談してくれることがあります。

これはどうしてなのでしょうか?

原因はストレスかも

体の状態もいいはず。
だけどなんだか元気が出ない。

その原因はもしかすると、
メンタルの部分、
特にストレスかもしれません。

ストレスとは?

「ストレス」とは、
外部からの刺激(ストレッサー)を
受けたことによって生じる緊張状態のこと。

外部からの刺激も様々あり、
天候によるものや騒音によるものなどは環境的刺激、
仕事に関することや人間関係などは社会的刺激
などと言われます。

この刺激に対して私たちは
身体と心の両方で反応します。
これをストレス反応と言います。

ストレスは全部が悪いものではない

ストレスには様々な種類があり、
例えば緊張感の高まる試合なども
ある意味ストレスだったりします。

しかし、適切な緊張状態は私たちの
身体能力を高めてくれるもの。

それがあるからこそ、
パフォーマンスが発揮されます。

ここで知っておきたいのは
ストレスにも時と場合によって
良いものも悪いものもあるということ。

よくないストレスにどう対処するかが
大事になってきます。

ジャパンラグビートップリーグ選手を対象にした研究

ジャパンラグビートップリーグ選手への調査

引用元:ラグビー選手におけるメンタルヘルスの実態 ~ジャパンラグビートップリーグ選手におけるメンタルフィットネスの調査からの報告~

アスリートとストレスに注目して
ジャパンラグビートップリーグ選手を対象に
メンタルヘルスの調査が行われました。

その結果
約30%の選手に心理的ストレスが見られ
5%前後が鬱や不安障害の疑い
そして7.6%選手が自分の人生を終わらてしまおうかと
考えてしまったことがあるとのことでした。

またメンタルの不調のある選手は
食欲や睡眠に課題を抱えたり、
体重の変化や疲れなど
パフォーマンスに直接関わる部分に
変化を感じてしまったりする傾向にあったそうです。

他にも試合に出られないことに悩んだり、
引退後のことを考える傾向にあったとも。

「アスリートは強いメンタルを持っている」

というイメージがあるかもしれませんが、
アスリートもストレスを抱える一人の人間。

むしろ、メンタルヘルスの課題が
パフォーマンスに直結すると思うと、
この改善は非常に大きな課題と言えます。

パフォーマンスへの影響

ストレスによる脳の働きの違い

ストレスが溜まった状態になると、
私たちの脳は前頭前野のコントロールを
失ってしまうということがわかっています。

例えば
過度の緊張に飲まれて
体がうまく動かなかったという
経験をした方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。

前頭前野は体の動かし方をコントロールしたり、
状況を冷静に判断する時に重要です。

ここがうまく働かないようでは、
競技中も十分にパフォーマンスを
発揮することは難しいでしょう。

ストレスをコントロールする方法

適切にストレスを
コントロールすることができれば、
競技での緊張や不安とも
上手に付き合っていくことが
できるようになります。

そのためにはどうしたらいいでしょうか?

ストレス源(ストレッサー)と距離を取る

ストレス源(ストレッサー)から
刺激を受けない、
刺激が和らげるように
距離を空けることは有効です。

例えば
SNSを見ていると
色々な刺激が溢れていて、
知らないうちにストレスが
溜まることもあります。

そう言った時にはシンプルに
SNSを開く回数を減らしましょう。

物理的な距離を空けることももちろんですが、
それができないものが相手の時は
精神的に一枚壁を作ってもいいかもしれません。

例えばストレス源が
チームメイトの時もあるかもしれません。

苦手だなと思う相手の意見も
「この人はそう思うんだな」
「自分とは違った感覚だな」
と相手と自分の考えを一度切り離すことで
いちいち相手の言葉に左右されることは
少なくなります。

こうしてストレス源との距離を
コントロールできるようになると
ずいぶん楽になりますよ。

ストレス源への捉え方を変える

ストレスはそのストレス源だけで
成り立っているわけではなく、
そのストレス源に対して
自分がどのように感じるかが重要です。

だからこそ、
自分のそのストレスへの見方や
感じ方を変えることで、
ストレスを減らすことも可能です。

例えば、ストレスを感じやすい人の特徴の一つに、
「真面目」「几帳面」というものがあります。

こういった方々は
例えば練習一つとっても
「〜でなければならない」
「〜しないといけない」
といった言葉や考え方を
よく使います。

こうした発想は外部からの刺激に
強制されている感覚を
味わいやすくなります。

当てはまる方はこういった考えを
一度見直してみることをお勧めします。

ストレス耐性をつける

上記の二つはストレスそのものを
減らす方法になってきます。

もう一つ重要なのが、
「ストレスがあっても大丈夫」
という状態を作ること。

このようにストレスへの耐性があれば
ストレスと付き合っていくのが
ずいぶん楽になります。

ストレス耐性にキーワードになるのが、
幸せホルモンと呼ばれる脳内物質、
「セロトニン」です。

このセロトニンは
不安や緊張のもとになるホルモンを調整し、
安定したメンタルの状態を作りやすくします。

セロトニンの増加には
以下のようなことが有効です。

・朝日光を浴びる
・ジョギングなどのリズム運動
・食事をよく噛んで食べる
・家族や親しい人とのスキンシップ
・親しい人とのコミュニケーション

ストレスと上手に付き合うためには
日々の幸福感を大事にしましょう。

ぜひ試してみてください。

まとめ:ストレスを上手に付き合うために

いいストレスも悪いストレスも含め、
日々夢や目標に向かって励むアスリートには
ストレスがついてまわります。

ストレスを感じるというのは
日々頑張っている証拠でもある
ということです。

だからこそ、
ストレスと上手に付き合えるということは
競技人生をより善くできるということ。

ぜひ自分なりの方法を
少しずつのペースでいいので
見つけていって欲しいと思います。

この記事のまとめ!
・ストレスは誰にでもある
・パフォーマンスへの影響は

 大きい
・ストレスと上手に付き合
って
 パフォーマンスアップしよう

メンタルを一人で変えることは簡単ではない

人の行動の95%は無意識といわれます。

特に、目に見えないメンタルの動きを
全て意識することは非常に困難です。

本やネットで知識を得ても
これであっているのかわからない…

そんな声をたくさん聞きます。

だからこそ思うのは

自分自身のメンタルだからといって、
自分一人で抱え込まなくても
いいということです。

一生懸命だからこそ、
大好きな競技に本気だからこそ、

そこにある悩みや課題と一緒に向き合い、
そこにある成長を一緒に喜ぶ。

私はそんなメンタルコーチでありたいと思っています。

「うまくいかない理由がわからない…!」
「メンタルを成長させたい…!」

そんな悩みがあるならば、
ぜひ一度メンタルコーチングを体験してみてください。

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