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【感情と向き合う】うまく行っている選手を羨ましいと思ってしまう。他人との比較に悩むあなたへ。

うまく行っている選手を羨ましいと思ったことはありますか?

こんにちは!スポーツメンタルコーチ橋本です。

私はアスリートのメンタルサポートを通して
「競技をハイパフォーマンスで最大限に楽しむアスリートを増やす」
ことをミッションとして活動しています。

今回は「うまく行っている選手を羨ましいと思ってしまう。他人との比較に悩むあなたへ。」と題してお伝えします。

この記事はこんな選手におすすめ!
・活躍している他の選手を羨ましいと感じている。
・頻繁に他人と比べて「自分なんて…」と思ってしまう。
・他人と羨ましいという気持ちに罪悪感を感じてしまう。

この記事では

・なぜ、他人を羨ましいと思ってしまうの?
・どうやって他人を羨ましいという気持ちを変えたらいいの?
・どうやって他人を羨ましいという気持ちを克服できるの?

このような疑問に答えながら、

「他人との比較」

というテーマについてお伝えしていこうと思います。

それではどうぞ!

うまく行っている選手が羨ましい…

試合で活躍しているチームメイトが羨ましい…!

結果を残している〇〇選手に比べて自分は…!

このような思いで心がモヤモヤとして
しまった経験はありますか?

私は大学生の時、
アメリカンフットボール部に所属していましたが、
うまく活躍できない時にこのような気持ちを
よく感じて過ごしていました。

このように「他人を羨ましい」と感じる時、
あまり晴れやかとは言えませんよね。

どうしてうまくいかないんだろう…と
悩みを募らせてしまうことの方が多いでしょう。

また、人が羨ましいという感情自体が
何かプラスに働くかというとそうでもなかったりします。

ではなぜ私たちはこんなに、
うまく行っている人のことを羨ましいと
思ってしまうのでしょうか?

どうして他人を羨ましいと思ってしまうの?

私たち人間は他人と比較する生き物です。

他の人と比べて、フィジカルが強い。
他の人と比べて、運動能力が高い。
他の人と比べて、技術がある。

実は私たちは他の人との違いや差を感じることで、
自分らしさを実感しています。
これはスポーツに限ったことありません。

では羨ましいというのは
どのようなときでしょうか?

それは、誰々は自分より優れている人、
恵まれていると感じたときです。

自分が持っていないものを持っていたり、
自分にはできないことができたりする人を見て、
私たちは羨ましいと思ってしまうのです。

ところが私たち人間は完璧な存在ではありません。
足りないところ、かけているところがあって当然と言えるでしょう。

完璧になることなどないのに、
優れている人と比べてしまう。
そんな矛盾は実は人間らしいのかもしれません。

だからこそ、
他人が羨ましい気持ちを持つこと自体は、
実は自然なことなのです。

他人が羨ましい=悪ではない。

あなたは薬学の用語、
プラシーボ効果という言葉を知っていますか?

「この薬は健康にいい!」と思い込んでいると、
実際には効果がない薬でも効果が出てしまうというものです。

この逆に悪い作用を生み出してしまう
という場合もあります。
(ノシーボ効果というそうです)

人の心は面白いことに、
自分にとって良いと思い込むと良い効果が、
自分にとって悪いものと思い込むことで悪い効果が
出てきてしまうことがあります。

だからこそ、
「もし他人を羨ましいという気持ちは良くない」
と思ってしまっているなら、
一度その考えはストップしましょう。

「誰でも思うことかもしれないな」
「羨ましい気持ちが出てきても大丈夫」

そんな風にまずは自分自身の気持ちを
受け入れることから始めて見ましょう。

羨ましい感情を力に変える方法

ではどのようにして
他人を羨ましいという気持ちを
力に変えていけば良いのでしょうか?

この記事では3つのステップを紹介します。

①「何が羨ましいのか」を明らかにする。
②「他人を羨ましい」気持ちを捉え直す。
③「自分の欲」を満たすための
 小さな一歩を踏み出す

「何が羨ましいのか」を明らかにする。

他人が羨ましい。

そんな気持ちを感じた時は、
一度立ち止まって
「自分はあの人の何が羨ましいんだろう?」と
自分自身に問いかけてみましょう。

成功して人から評価をもらえること?
華やかな結果を得られること?
好きなことで成功しているということ?

どうしてそれが羨ましいのだろう?

そうやって深く深く掘り下げて行くと、
羨ましいという気持ちに隠れている
「自分自身が望んでいるモノ」が
見えてきます。

まずはこれを見つけましょう。

ノート白い紙などに
書き出してみるのがおすすめです。

見える形にすることで
自分が考えていることを
客観的に見ることができますよ!

「他人を羨む」感情をポジティブに捉え直す。

自分自身が本当に望むことが
はっきりしてきたら、
改めて「他人が羨ましい」という
自分の気持ちと向き合ってみましょう。

その感情があなたに
伝えたいポジティブなメッセージが
あるとしたらどんなことでしょうか?

その気持ちは、
あなたにもっと頑張れるということ
を伝えていませんか?

その気持ちは、
あなたが進みたい方向を
示してはいませんか?

その気持ちは、
あなたがもっと向上したいという
気持ちの現れではないでしょうか?

一見するとネガティブに見える嫉妬も、
捉え方によっては大切な意味があります。

自分自身の感情に意味があるとしたら、
どのように受け止め、
この先を過ごしたいでしょうか?

自分の本当の欲を満たすための最初の一歩を踏み出す。

自分自身の本当に望むことがわかって、
羨ましい気持ちを受け止めるができたら、
そのためにできる小さな一歩を踏み出しましょう。

もっと競技をうまくなりたいという気持ちなら、
練習の中でチャレンジできることはなんでしょうか?

成功したいという気持ちなら、
成功するためにできる小さなことはなんでしょうか?

競技を楽しみたいのなら、
楽しむためにできる小さなことはなんでしょうか?

私たちは具体的な行動を
見つけることができれば、
そこに集中することができます。

他人と比べてしまうという人にとっては、
自分の行動に集中できたということは
一つの立派な成功体験。

その成功体験を続けていけば、
自然と他人と比較し悩むという経験も
減っていくはずです。

まとめ:「羨ましい」を乗り越えて強くなろう。

改めて、他人を羨むという感情は
良くないものでしょうか?

そういった意見もありますが、
人の心の仕組みを考えると
むしろ自然な心の動きなのではないかと思います。

だからこそ、他人が羨ましいという気持ちと
どう向き合って過ごして行くか大事です。

実際に、嫉妬や他人との比較を乗り越え
大きく成長した選手をたくさん知っています。

そんな成長を遂げた選手は皆、
自分の中のブレない軸を持つことができます。

もし今、嫉妬や他人との比較に
悩んでしまっているなら、
勇気を持ってその気持ちと向き合うことを
お勧めします。

きっとそこから得られるヒントは
この先の自分にとって大きな成長になるはず。

目の前の成長のチャンスを
ものにできることを祈っています。

この記事のまとめ!
・「他人が羨ましい気持ち=悪」ではない
・他人が羨ましい気持ちを力に変える方法を知ろう。
・自分が本当に望むことに向かって一歩踏み出そう。

メンタルを一人で変えることは簡単ではない

人の行動の95%は無意識といわれます。

特に、目に見えないメンタルの動きを
全て意識することは非常に困難です。

だからこそ思うのは

自分自身のメンタルだからといって、
自分一人で抱え込まなくてもいいということです。

一生懸命だからこそ、
大好きな競技に本気だからこそ、

そこにある悩みや課題と一緒に向き合い、
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私はそんなメンタルコーチでありたいと思っています。

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