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【スポーツメンタル】失敗して恥ずかしい。そんな気持ちがアスリートの成長につながる理由。

こんにちは!スポーツメンタルコーチ橋本勇郎です。

スポーツ選手のメンタルサポートを通して
「愛する競技を心から楽しめる選手を増やす」ことを
ミッションとして活動しています。

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今回は「失敗して恥ずかしい。そんな気持ちがアスリートの成長につながる理由。」と題してお伝えします。

この記事はこんな選手におすすめ!
・ミスをするのは恥ずかしい…
・失敗したくない…
・カッコ悪いところを見せたくない…

それではどうぞ!

競技中の恥ずかしい気持ち

緊張してスタートで転んでしまった…

注目される場面でフリースローを外した…

興奮しすぎて、変な喜び方しちゃった…

競技の中で失敗し、恥ずかしさを感じる瞬間。
あなたは経験したことがあるでしょうか。

特にアスリートにとって、周囲の目が気になる場面はありますよね。
コーチなどの指導者。
保護者。
チームメイト。
応援に来てくれる人たち。

ときにはそれがプレッシャーに感じられてしまうこともあるかも。

しかし、その恥ずかしさが実は成長のための大きな一歩だったとしたら…

恥ずかしいってそもそもどんな感情?

「恥ずかしい」という感情は、一体どのようなものでしょうか。

この恥ずかしさを考える上で
人は社会的な動物であるという
ことが大きなポイントになってきます。

というのも私たちは1人では生きていくことはできません。

他人と関係を結び、良くも悪くも影響を与えあって生きています。
他人と良い関係を持つことは私たちにとっては重要な問題になるわけです。

だからこそ、自分が他者にどう見られているかを意識し
自分を他人とって価値のあるにするために行動するようになります。

しかし、ときには思うようにいかない時もあります。
「自分は価値のある人間だ」と思いたい気持ちが叶わないこともあるでしょう。

そんなときに、裏返しとして「恥ずかしい」という感情が出てきてしまうわけです。

恥ずかしい気持ちを感じた方が成長する?

こう思うと恥ずかしいという気持ちは
できるだけ感じたくないものかもしれません。

しかし、捉えようによってこの恥ずかしいという感情は
非常に大切な成長のチャンスになることもあります。

ここからはその理由をいくつか紹介します。

客観的な目線を持っている証拠

恥ずかしさを感じるということは、
自分の行動を客観的に見つめる力がある証拠です。

この力は自分自身の今の状態をしっかりと把握するために
大きな役割を果たします。

自分自身がどのようなプレーをしたか。
どのような姿勢や考え方からそうなったのか。

恥ずかしいという感情を
自分を振り返るきっかけにすると良いでしょう。

恥ずかしい=カッコよくありたい

他の人からかっこよく見られたい。

こういった気持ちは多かれ少なかれ
誰しも持ち合わせているものです。

恥ずかしいという気持ちはこの状態が叶わなかった時に
出てくるものといえるかもしれません。

だからこそ、恥ずかしいと感じた時に
「自分はかっこよくなりたいんだ」と解釈し直すことができれば、
自分がなりたい姿になるための意欲に変えることができます。

恥ずかしさに限らず
ネガティブな気持ちはポジティブな気持ちと表裏一体です。

失敗した恥ずかしさの数=挑戦した数

恥ずかしさは失敗した時に感じ安いものです。

しかし私たちが競技に挑戦し続ける限り、
失敗の経験も増えていくのは当然のこと。

だからこそいえることは、あなたが感じた恥ずかしさの量は
自分がどれだけチャレンジしているかを表しているのだということ。

挑戦はしなければ、失敗はしません。

恥ずかしいと思う気持ちから逃げるのではなく
受け止めることで私たちは前に進んでいけるのかもしれません。

対策:恥ずかしい気持ちを認める

では具体的にどのようにしたら良いでしょうか。

まず初めにできる小さな一歩があるとすれば、
恥ずかしい気持ちを認めるというのはどうでしょうか。

「この恥ずかしさがあるから前に進める」
「頑張った証拠だ」
「恥ずかしいと思っていてもいいんだ」

自分自身の恥ずかしい気持ちが
出るべくして出てきているのであれば
そのままにしちゃっても大丈夫。

まとめ:恥ずかしい気持ちを味方に

いかがだったでしょうか。

これを呼んだ今のあなたが
もし恥ずかしいという気持ちを抱えているならば
このブログが少しでも役に立つことを祈っています。

恥ずかしいと感じる経験は、自分が成長している証。

挑戦し続けたからこそ感じた恥ずかしさは
この先の人生を豊かに変えてくれるきっかけになります。

そしてその恥ずかしい思いを乗り越えた先には、
新たな自分が待っていますよ!

一歩ずつ成長していきましょう!

この記事のまとめ!
・恥ずかしい気持ちも成長につながる。
・恥ずかしさは挑戦した人が感じる気持ち。
・恥ずかしさを受け止め味方にしていこう。

メンタルを一人で変えることは簡単ではない

人の行動の95%は無意識といわれます。

特に、目に見えないメンタルの動きを全て把握することは
たとえ自分自身のものだったとしても一筋縄ではいかないもの。

だからこそ思うのは

自分自身のメンタルだからといって、
自分一人で抱え込まなくてもいいということです。

一生懸命だからこそ、
大好きな競技に本気だからこそ、

そこにある悩みや課題と一緒に向き合い、
そこにある成長を一緒に喜ぶ。

私はそんなメンタルコーチでありたいと思っています。

「うまくいかない理由がわからない…」

そんな悩みがあるならば、
ぜひ一度メンタルコーチングを体験してみてください。

競技人生をよりよくするための術を一緒に学びましょう。

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