競技を楽しむ 緊張をほぐす

笑うからパフォーマンスを発揮できる理由とは?笑顔のチカラを上手に使おう!【メンタルコントロール】

競技をしている時、自然と笑顔になれていますか?

こんにちは!スポーツメンタルコーチ橋本です。

私はアスリートのメンタルサポートを通して「競技をハイパフォーマンスで最大限に楽しむアスリートを増やす」ことをミッションとして活動しています。
>>スポーツメンタルログを運営する理由

今回は「笑顔でプレーするからパフォーマンスを発揮できる?笑顔のチカラを上手に使おう!」と題してお伝えします。

この記事はこんな選手におすすめ!
・プレッシャーに負けそうになってしまう時がある。
・ピンチの時に焦ってしまう。
・頭が固くなってしまっている。

この記事では

・笑顔ってなんで大事なのか?
・無理にでも笑った方がいいのか?
・自然に笑えるひとってどうしてるの?

このような疑問に答えながら、

「笑顔のチカラを最大限に活用するための方法」

についてお伝えしていこうと思います。

私はスポーツメンタルコーチとして、トップからアマチュア、学生まで様々な競技のアスリートのサポートをしてきました。そんな中で培ってきた「結果を残す考え方や方法」をこのブログで書いています。

この記事を読んだアスリートが自分の戦略を見直し、成長する機会にしてくれたら嬉しいです。

それではどうぞ!

どうして笑顔がいいの??

笑うから面白く感じる?

私たち人間は…
①面白いから笑う?
②笑うから面白い?

あなたはどちらのように思うでしょうか。

とある心理学の実験では
「人は笑うから面白く感じる」
ということをユニークな方法で検証しました。

実験内容は、
ペンを2通りの方法で咥えてマンガを読んでもらい、
面白さの点数を10段階で評価するというもの。

Aグループはペンをストローのように咥え、
Bグループはペンを横にして歯で咥えてもらいます。

結果としては、
Bグループの方が面白さの点数が高く評価されていたそうです。

どうしてこうなったのでしょうか?

この2種類のペンの咥え方、
実際にやってみるとわかるのですが、
ペンを横にして歯で咥えると口角が上がり
ちょうど笑っている顔になります。

つまり顔の筋肉の使い方が、
笑顔と同じになるのです。

こういった状況を脳は
「笑ってるということは面白いんだな!」
と勘違いしてしまうのだそうです。

きついトレーニングの時も笑顔で乗り切りましょう^^

笑うと体が強くなる?

笑うということは体の免疫力も高めるということがわかっています。

我々の体の中には、
様々な菌やウイルスと戦ってくれる
ナチュラルキラー(NK)細胞という
ものが存在します。

その働きが活発だと、
私たちの体は様々な病気に
かかりづらくなると言われています。

マンガ『働く細胞』でも
その様子が描かれていたりするので、
気になる人は読んでみると面白いかも。

体の調子を整っていると、
自然とメンタル面にも良い影響を与えます。

普段の生活から笑顔を大事にしておきたいですね^^

緊張からの緩和

笑顔には、緊張を和らげ、
リラックスの効果があります。

先程の面白いという感情と同じように、
実は「笑う」という表情を作るだけで
脳は「リラックスしても大丈夫」と
思い込みます。

副交感神経を優位にさせ、
体をリラックスさせるという
実験結果もあるようです。

「緊張するなぁ」と思った時は
鏡で自分の表情を確認してみるのも
いいかもしれませんね^^

「無理やり笑う」必要はナシ

上記に書いた通り、
私たちが考えている以上に
笑顔のチカラにはすごいものがあります。

しかし、
笑顔の力を上手に利用する上で
重要な視点は、

「無理に作り笑いをしない」

ということです。

私たちは理想と現実のギャップが
埋められない時にストレスを感じます。

笑える余裕のない時に
無理やり笑おうとするのは、
そのギャップを広げてしまうことにも
なりかねません。

逆効果になる可能性もあります。

ん?笑うのがいいんじゃないの?
言ってること矛盾してない?

笑った方がいいことがあるよ!
といいながら、笑わなくていい…

一見すると矛盾しているように見えるかもしれません。

しかしこの矛盾を乗り越える上で重要になるのは、

自然に笑えるようになろう!

ということです。

ピンチでも自然と笑える人って?

無理やり笑顔を作るのは、あまりオススメしませんが、
やはり笑顔の効果というのは侮れません。

だからこそ「自然」と笑顔になるということが大事です。

自然と笑顔になれる人はどんなことに気をつけて日々を過ごしているのでしょうか?

①心地よい人間関係を維持している。

「人の悩みの多くは人間関係である。」

こんなコトバがあるほど、人間関係というのはメンタルと密接に関わっています。

日頃から笑顔を大事にできる人というのは、自然と周りの人間関係からもいい影響をもらっています。

いい人間関係の基本はwin-winです。

あなたが人間関係において、安心感や心地よさを得たいと思うならば、相手に対してそれを与えられるように少し意識してみましょう。そうすることで、きっとあなたにもそれが返ってくるようになりますよ^^

②物事のいい面を見ようとする。

次の一文を読んであなたはどのように感じるでしょうか?

あなたは以前から好きだった勇気を出して告白しました。
しかし返事は「あなたと付き合うのは99%の確率でない」と言われました。
あなたはどんなことを感じるでしょうか?

「ああ、ふられちゃったな…」

と思う人ももちろんいるでしょう。しかし、これは悲観的なものの見方かもしれません。

例えば、
「1%あるの?可能性あるじゃん!」と思う人もいるかもしれませんし、
「他のいい人がいるってことだ」と割り切れる人もいるかもしれません。

これは楽観的なものの見方です。

私たちの心は、良くも悪くも「快と不快」を自分勝手に選別しています。
しかし、その感覚というのは誰しも違っています。

これは「同じことでも見方が変われば、結果として出てくる感情も変わってくる」ということでもあるのです。

ポジティブなものの見方ができる人は物事からポジティブな影響を受けることができますし、メンタル面も安定することがさまざまな研究によってわかってきています。

またこれは学習によって訓練することも可能です。

③感謝の気持ちを大切にしている。

日本語には「ありがとう」という素敵なコトバがありますが、
感謝という気持ちがメンタルの安定に影響を与えるということがわかってきています。

あなたは、「感謝日記」というものを知っているでしょうか?
1日の終わりにその日感謝できることを3行ずつ書いていくものです。

とある研究によれば、この感謝日記を10週続けるだけで、日々の幸福感が増したと報告されています。

ポイントはただ書けばいいのではなく、
「小さなことに心から感謝を感じる」ことです。

私がやった時には、
「当たり前になってしまっている有り難いことってたくさんあるよなぁ」
という気づきがありました。

あなたもぜひやってみてはいかがでしょう?

まとめ:笑顔は立派なメンタルマネジメント

「笑顔を大事にしよう!」

色々なところで聞いたことがありませんが、
その効果や本質を知れば、消してキレイゴトではないということがわかります。

競技に対して厳しく臨むこともあるアスリートだからこそ、
自分のメンタルを整えるために素敵な笑顔で過ごしてほしいと思います。

そして自分自身のパフォーマンスはもちろん、
他人にとってもあなたが価値ある人間でいられれば、
きっと競技人生にもプラスになるはずです。

自分のために、「笑顔」を大事にしましょうね!

この記事のまとめ!
・笑顔の力はすごい!
・無理しての作り笑いはオススメしない!
・「自然と笑える」ように整える

メンタルを一人で変えることは簡単ではない

人の行動の95%は無意識といわれます。

特に、目に見えないメンタルの動きを
全て意識することは非常に困難です。

本やネットで知識を得ても
これであっているのかわからない…

そんな声をたくさん聞きます。

だからこそ思うのは

自分自身のメンタルだからといって、
自分一人で抱え込まなくても
いいということです。

一生懸命だからこそ、
大好きな競技に本気だからこそ、

そこにある悩みや課題と一緒に向き合い、
そこにある成長を一緒に喜ぶ。

私はそんなメンタルコーチでありたいと思っています。

「うまくいかない理由がわからない…!」
「メンタルを成長させたい…!」

そんな悩みがあるならば、
ぜひ一度メンタルコーチングを体験してみてください。

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