こんにちは!スポーツメンタルコーチ橋本勇郎です。
スポーツメンタルログでは、これまでさまざまなアスリートをサポートしてきた経験をもとに、「愛する競技を高いパフォーマンスで楽しむ選手を増やす」ことをミッションに、アスリートのメンタルについて発信しています。
今回は「【うまくいかない思考法】結果を残せない…。成長を妨げるよくある「思い込み」5選。」と題してお伝えします。
この記事はこんな選手におすすめ!
・メンタルの課題を解決したい。
・メンタルを強くしたい。
・試合で力を発揮できるようになりたい。
この記事では
・思い込みって何?
・思い込みにはどんなものがあるの?
・どうやって改善すればいいの?
このような疑問に答えながら、
「成長を妨げる思い込みに気づく方法」
というテーマについてお伝えしていこうと思います。
それではどうぞ!
思うように結果が出ない時に
レギュラーに使ってもらえない…
自分のプレーに自信がもてなくて…
試合で集中できなくて…
思い通りに結果がついてこない時はどんな人だってありますよね。
その原因が明確なフィジカル面やテクニカル面での課題なら、
それを改善すればいいだけかもしれません。
しかし、メンタル面に原因がある時はどうすれば良いのでしょうか?
メンタルは目に見えません。
メンタルの課題ってそもそも何?
どうやって改善すればいいの?
そう思っても仕方がありません。
その解決方法の一つに「思い込み」と向き合うという方法があります。
経験が「思い込み」をつくり、「思い込み」が未来をつくる。
犬が嫌い!!!
例えば、「犬が嫌い」な人のことを考えてみましょう。
その人が思い込んでいることはなんでしょうか?
…ちっちっち。ポーン!
犬が嫌いという人はもしかすると、
「犬は怖い」「犬は怖い」「犬は吠える」など、
思い込んでいるかもしれません。
しかし、生まれて「オギャー」と同時に「犬怖い!!」って、
思っている赤ん坊はいないはず。
と考えるとこの思い込みはどこから出来上がったのでしょう?
もしかすると「犬が怖い」という思い込みの背景には
実際に噛まれたり、追いかけられた経験があるかもしれません。
そこでの怖い思いが思い込みを作っているかもしれないのです。
この思い込みをもっていると
この先この人は、犬と仲良くなることはできるでしょうか?
きっとこれからも犬のことが嫌いなままですよね。
このような仕組みによって、
思い込みがその先の人生を作ってしまうのです。
あなたの成長を妨げる「思い込み」5選
この思い込みから自由になるためには、
自分自身が思い込んでしまっていることに気づき、
それがどうして出来上がったのか理解することが大事です。
ここからはアスリートが陥りやすい思い込みを紹介します。
「自分もそれを思い込んでる!」
と気づいた時は、ぜひ
「どうして出来上がったんだろう」
と考えてみてくださいね。
失敗をしてはいけない
失敗というと普通はネガティブな印象を受けるかもしれません。
しかし、失敗を「してはいけない」ものだと考えると、
この先たくさんするであろう失敗を受け入れることができなくなります。
失敗を受け入れられないことで、
そこからの学びを得られなくなってしまうと、
そこに成長はありません。
失敗をしてはいけないのではなく、
失敗から学べないのがいけないのだと思っておきましょう。
完璧でないといけない
完璧主義というのは決して悪いものではありません。
というのもそれがあることでパフォーマンスを高まることも、
多くあるからです。
しかし、
理想と現実のギャップを埋められないことにより、
想像以上のストレスに苦しむケースも多数あります。
そんな時は「完璧とはそもそも何か?」「誰が作ったのか?」
と考えてみるのがいいかもしれません。
多くの場合は自分や誰かが作った幻想ですから。
こういった場合は、一度「完璧」でいることを諦め、
現実的で小さな一歩から初めてみるといいかもしれません。
人から認められないといけない
選手によっては「人から認められたい」と
強く望みすぎてしまうことがあったりします。
もちろん誰かに認められるということはモチベーションにつながることもあります。
一概に良くないと言い切ってしまうのは違うかもしれません。
しかし、競技を始めた時の気持ちを思い出してみた時に、
「人に認められたい」と思っていた人というのはどれだけいるのでしょうか。
そう考えた時に、
「人に認められるために競技をやる」ということが
いかに自分らしさを失う結果につながってしまうかが分かりますよね。
努力は必ず報われる
努力は必ず報われる。
スポーツの場面に限らず、
このような言葉や教えを聞いたことは多いのではないでしょうか。
しかしよくあるのは、
思ったような成果につながらなかったという理由で
せっかく続けてきたことをやめてしまうというケース。
努力と結果の関係はそんなに直線的なものではないのです。
しかし、努力した人がすべて報われるかと言えばそうではありません。
必死に練習したとしても、思い通りの結果がついてくるとは限らないのです。
「努力が必ず報われるとは限らない」
一見厳しいかのように思われますが、
このような感覚を一度身につけると、
結果が出なかったことぐらいでへこたれなくなります。
メンタルが強くないといけない
「試合になると緊張してしまって」
「勝負どころで決めきれなくて」
というようなプレッシャーのかかる場面でのことを
相談してくれるケースが多くあります。
このようなケースで「メンタルが強くないといけない」と思ってしまうことも理解できますが、
大抵の場合は指導者やチームメイトから「メンタル弱い」という評価をうけて
そう思い込んでしまっていることが多いのです。
しかし、人のメンタルというものは、
強い部分や弱い部分はあっても、
「強い」「弱い」と一言で言ってしまえるほど、
簡単なものではありません。
逆に「自分のメンタルには弱い部分がある」
と認めるからこそ、できることの方が多くあります。
メンタルの強いや弱いは大した問題ではないと思っておきましょう。
まとめ:自分の思考を見直そう
今回あげた思い込みはこれまで相談を受けた中で共通して話題になってくるものです。
ただ、その思い込みが出来上がる過程というのは人それぞれ違います。
だからこそ、実は思い込みから解放され、
メンタルを成長させていく過程というのも
その人だけのものになります。
私たちメンタルコーチの仕事は
その選手がこれまでたどってきた物語と向き合い、
これからの物語を創っていくいくことをサポートすることだったりします。
自分にはどんな思い込みがあるんだろうと思った方は
是非メンタルコーチングの体験プランにお越しください^^
豊かな競技人生になることを祈っております。
この記事のまとめ!
・過去の経験が思い込みを作り、思い込みが未来を創る。
・思い込みの種類を知っておこう。
・思い込み変え、メンタルを成長させよう。
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