謙虚な気持ち忘れてしまってませんか?
こんにちは!スポーツメンタルコーチ橋本です。
スポーツメンタルログでは、これまでさまざまなアスリートをサポートしてきた経験をもとに、「愛する競技を高いパフォーマンスで楽しむ選手を増やす」ことをミッションに、アスリートのメンタルについて発信しています。
今回は「謙虚さをなくしてしまうとどうなる?自分で気がつくためのシグナル5選」と題してお伝えしていきます。
この記事はこんな人にオススメ!
・謙虚になりなさいと言われる人。
・自分は謙虚じゃないかもしれないと思う人。
・人間関係に悩む人。
・自分は謙虚じゃないと思う人。
この記事では
・謙虚ってそもそもどんなこと?
・謙虚さがないとどんなデメリットがあるの?
・謙虚さを失ってしまっているシグナルって?
このような疑問に答えながら、
「成長を妨げる思い込みに気づく方法」
というテーマについてお伝えしていこうと思います。
それではどうぞ!
謙虚ってそもそも何?
「謙虚」という言葉を聞いたことがある選手も多いと思います。
では「謙虚」とはいったいどういった意味なのでしょうか?
調べてみると
謙虚…つつましいこと。へりくだって、すなおに相手の意見などを受け入れること。(goo辞書)
とあります。
謙虚な姿勢は大事だと教わることも多いでしょう。
では、なぜこの謙虚さが大事なのでしょうか?
謙虚さと一緒に無くしてしまうものとは?
謙虚さはなぜ大事か。
これを考える上で一つ重要なことは、謙虚さをなくしたときに起きる可能性のあるデメリットを考えることです。
謙虚さと一緒に失ってしまうものとはなんでしょうか?
今回は3つお伝えします。
学習や成長の機会
謙虚さがないことでなくしてしまう大きなものの一つは学習や成長のチャンスです。
世の中で大きな功績を収めてきた多くの方々は、そこまでにたくさんの失敗経験を乗り越えてきています。
だからこそ「うまくいかなった」という経験とどう向き合うかというところが大事。謙虚に自分の行動やプレーを見直すことができる人は、そういった経験を学習や成長のチャンスと捉え、自分の力に変えることができます。
逆に謙虚さをなくしてしまい、自分意外にその原因を求めてしまうとどうなるでしょうか。こういった選手は物事をコントロールする力を徐々になくしていき、最終的には「自分には何もできない」と無力感に浸るようになってしまうこともあります。
未来に対する危機感
謙虚さを持つ選手は、未来や目標に対してしっかりと準備することができます。それはいい意味で危機感として現れ、うまくコントロールすれば適度なプレッシャーとしてパフォーマンスアップにもつながります。
しかし、謙虚でない選手はそもそもこの未来に対する危機感から目を背けてしまいたいと思ってしまっていることがあります。目の前の手軽な安心感を求めるあまり、自分自身の本当の姿と向き合うことを避けてしまうのです。
いい準備のためには適度なプレッシャーが重要。
そのためには、謙虚に自分と向き合いましょう。
仲間や他人との信頼関係を築くチャンス
大前提になりますが、人は一人では生きていくことができません。どんなコミュニティに属する人も、周囲の人から影響を受け、周囲の人に影響を与えながら生きています。
これはどんなスポーツ選手も例外ではありません。
例えば、チームメイトやコーチ、対戦相手や応援してくれている方々など。
そこには必ず他者が存在します。
謙虚になれない選手は周りにいる味方の提案やアドバイスを上手に受け取ることができず、関係性を悪くしてしまうことがあります。
謙虚さは信頼関係を築くためにするためにも重要なものだと思っておきましょう.
謙虚さを失っている時のシグナル
自分は謙虚だ!と自信たっぷりの方もいるかもしれません。
しかし、自分はまだまだと思うのが謙虚さです。
だからこそ謙虚になれていない時の状態を少しでも知っておくこと。
そしてそれに対処することが大事になります。
今回はそのシグナルとして謙虚さなくしてしまっているかもしれない5つの特徴をお伝えします。
①心の余裕がなくなっている。
謙虚さを失ってしまう原因の一つは自分の心の余裕を失ってしまっていること。
その裏には「〜しなきゃいけない」とか「〜するべき」といった思考パターンが隠れていたり、時間や期限に追われて焦ってしまっていたりすることが多いです。
誰かの意見や自分の至らない点を受け入れる時には余白が大事。
当てはまるかもしれないと思うなら、一度立ち止まってみて肩の力を抜いてみるのもいいかもしれません。物事の見方を変えてみれば、余裕も生まれやすくなります。
②表情が不自然に固い。
心の余裕がなくなってしまっていると、緊張やストレスを感じる機会が増えます。
それが原因で無意識のうちに表情筋に力が入り、表情もこわばっていたりします。
逆に心に余裕がある謙虚になれる人の表情はどこか穏やかさがあります。
感覚的なものですが、内面というのは外見に現れていることもあるのです。
一度、鏡を見て自分の表情をチェックしてみましょう!
③自分がいつも正しいと信じている。
謙虚さを失ってしまっている人は、自分の意見が常に正しいと思い込むことがあります。
特に根拠もないまま意見をぶつけたり、自分の至らない点に目が向かないため、
ひとの話を素直に聞くことができません。
このような人は頑張り屋さんで非常に有能であるケースが多いです。
成功体験を多く積んでいるからこそ、何が大切かを判断できるという自信の現れとも言えるかもしれません。
しかし、そういった人でも「時と状況が変われば”正しいこと”も変化する」といったことを覚えておく必要があるでしょう。
物事の見方が偏ってしまえば、起きた失敗を受け入れることができなくなってしまいます。
④他人の悪いところばかりが見える。
自分自身を省みることができない人にとって、物事がうまくいかない原因は自分の外、つまり周囲にあると考えがちです。
他人の悪いところを探し、揚げ足をとることで自分の責任から目を背けることができるからです。
しかし、目の前の状況から目を背けることはできても、本人はいつまで経っても成長することはできません。
このようなことを繰り返していくと、いずれ自分にはコントロールできないものにばかり意識が向くようになり、「自分にもできることがある」という感覚をなくしてしまうことにもなりかねません。
うまくいく選手は、常に「自分には何ができるか」を考え実行に移します。そうすることで余裕と自信に満ちてくるのだと理解しましょう。
⑤感謝したり、謝ったりできない。
ありがとう。
ごめんなさい。
こういった言葉は人間関係を形成する上で非常に重要です。
しかし、謙虚さをなくしてしまっていると
うまくいかなかったことを周りのせいにしたり、
誰かからの助けも素直に受け取ることができなくなってしまいます。
特に結果を出した時こそ謙虚さを持って、
周りに感謝できるようにしましょう。
完璧な人なんかいない。
今回紹介したものは謙虚さを失ってしまっていることに気がつくためのもの。
世の中には完璧な人などいません。
だからこそ、自分の理想に向かって一歩進むためには謙虚に自分の現在を見直すことが大事です。
いつも心のどこかで「謙虚にやろう。」と自分に言い聞かせていきたいですね。
着実にじっくり一歩ずつ進みましょう!
この記事のまとめ
・謙虚さと一緒になくしてしまうものがある。
・謙虚さをなくしてしまっている自分に気がつこう。
・完璧じゃなくてもいい。一歩ずつ進むためにも謙虚さを大事にしよう。
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